白髭岳(1378m) 2004.4.18

今日はpiccoloさんと山登り。
5時に起床。準備運動を兼ねて、piccoloさん宅までの20分は自転車で向かう。
昨日の農作業で膝を痛めたので、サロンパス&サポーターでばっちしかな。
川上村の登山口までは、2シーターのスーパーカー(死語)であっというまに到着!
でも狭い車内におじさん2人はちょっと苦しい。
東谷出合の登山口には、沼津ナンバーの四駆が一台。
早々に身支度を整えて、出発進行。
平坦な林道から、水の枯れた川に沿って上流へ向かい、植林地帯のつづら折に突入。
杉の木立の間から、めちゃくちゃ高い位置に尾根が見える。
「もしかしたらあそこまで行くんと違います?」
「まさかぁ〜」
途中から勾配がきつくなり、早くも玉のような汗が額から。
汗かきのおじさん2人は、シャツを脱いでTシャツ1枚に。
木の根っこを掴みながら登るので、軍手を着用する。
なんとか、神の谷分岐に到着し、しばらく休憩。
「凄い登りやったなあ」という会話には元気がない。
まさか、この登りがまだ序の口だとはおじさん2人は知る由も無かった・・・・・・・。

登山道入口(7:00) まだまだ序の口(8:00) 神の谷分岐(8:30)

分岐からは両手をフルに使って斜面を登り、やっとこさ小白髭岳に到着。
「凄い登りやったなあ」という会話にはもちろん元気がない。
春とはいえ、夏を思わすいい天気。暑くてたまらん。
白髭岳を登るにあたって、事前にネットで情報収集し、とてもきついコースだというのは判っていたつもりでした。
しかし、予想をはるかに超える難コース!
果たして、帰りの体力はあるのでしょうか・・・・・・。
小白髭岳は北側が伐採されていて、薊岳を中心にした山並みが一望できる。
しばらく景色を堪能する2人。
白髭岳も顔を覗かせているが、まだまだ先は長いぞォ〜、大丈夫か?

頑張って登るでぇ〜(8:40) 白髭岳まではまだまだ(8:55) 疲れも吹き飛ぶ

せっかく高度を稼いだのに、下りの道。勿体無いなあ。
痩せた尾根はちょっとビビリます。
手足をフルに使ってピークをいくつか越えても山頂はまだまだ先。
先ほど食べた蒟蒻ゼリーのせいか、プ〜プ〜とガスも出てくる。
実が出そうで怖〜い。
いいかげんアップダウンが嫌になって来た頃、ようやく山頂を目の前にする。
ちょうどお昼を食べるのにいい場所があったので、ザックをデポして空身で山頂へ。
「ぜぇ、ぜぇ、荷物がないので体が軽いなあ、ぜぇ、ぜぇ」と、全然楽じゃない登りを這い上がり、ようやく山頂に到着。
山頂では、先ほどの小白髭岳で追い越された方と談笑。
われわれより45分遅れで登り始めたとのこと。
唖然とするおじさん2人・・・・・。
気を取り直し、大台・大普賢・薊岳・その他名前も知らない山々をカメラに収め山頂をあとにする。

痩せた尾根が続く(9:20) 登って、下って、また登って ようやく山頂が見えてきた
山頂まであと少し 疲れてます(10:15) 大普賢

昼食を食べて、さあ下山開始。
でもメシを食いすぎたみたいで、ザックのウエストベルトが苦しい。
いい天気なので、ビールがあれば最高やけど、絶対に谷底に落ちてしまうやろなぁ。
這って登った登山道を、今度は笑う膝をかばいながら恐る恐る降りる。
ほんま、笑うしかないよなあ(笑
何回か休憩をして、神の谷分岐に到着。
膝はもう限界に近いかも。踏ん張りが効かずに、ズリッってなることも数回。
水場で頭を冷やして、ようやく登山口に到着。
全行程約7時間。膝もなんとかもって良かった。うん、うん。(自分を褒めているつもり)

別に意味はありません(^^ゞ piccoloさん撮影 落ちたらどうしよう?
カナブン 冷たくて美味かった(13:30) スーパーカー(14:15)

◆◆余談◆◆
帰りに川上東小学校のボタン桜をおじさん2人は堪能し、蜻蛉の滝をカメラに収めて帰宅。
スーパーカーの調子はすこぶるよく、5速マニュアルを駆使してスピードを殺すことなくベストラインをトレースしてコーナー
を立ち上がっていく。
スペシャルマフラーから吐き出される排気音も心地よい。欲しいなあ、コレ。
次回は楽な山を希望します。

登山道にて ぼたん桜 蜻蛉(せいれい)の滝

※コースタイムは休憩をたくさんとったので、あくまでも参考です
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