釈迦ケ岳(鈴鹿)

2006.12.2 晴れのち曇り
同行者:wolfgangさん、さとやんさん、コト(^A^)さん、やっぴいさん、ルネさん、Floraさん、落王さん(皆さんHPをお持ちです)

■まずは、車中編
同じ市内の落王さんをピックアップして、集合場所の伊賀市へ向かう。
wolfさんは予定よりも遅れており、私のクルマで女性陣3名をピックアップして登山口駐車場へ向かうことに。
家を出る時は真っ暗やったけれど、朝日が昇り、もう車のライトは必要ありません。
先ほどから車の後部座席ではお喋りに花が咲き、車内も明るい雰囲気に包まれています(^^ゞ
耳を傾けなくても入ってくる話の内容は、曽爾高原の女優さんの話など、山に関することばかり?
ほんと、山が好きなんですよね〜。
そうそう、女性陣に圧倒されて無口の前席の男性陣に気を遣ってか、石鹸味のガムの差し入れがありました。
聞くところによると、このガムを噛むとバラの香りがして、加齢臭が消えるそうな。
オナラにも効果があるのか試してみようっと。
東名阪四日市ICを降り、登山口の朝明渓谷を目指します。
ナビの指示通り走ると、正面に鈴鹿山脈がど〜んと広がってきました。
今日登る山はどれかなぁ〜と思いながら、ぼぉ〜っと運転していると、後ろから「この風景撮ってぇ〜」と、デジカメがぬぅ〜っと差し出されてきました。
道端に車を停め、落王さんが震える手でデジカメを受け取り、カメラを構えると、「あかん、あかん、もっとフロントガラスに近づけて!」
・・・・・・・・仕方なく、外へ降りてパチリ。
「御在所とちごて、釈迦ケ岳を撮ってなぁ」と次から次へと容赦ない指示が後部座席から飛んできます(笑
心配そうに撮った画像を確認する落王さん。綺麗に撮れたのでしょうか?
※ルネさんのレポを見ると綺麗に撮れたようです

谷あいの道を進むと、有料駐車場の看板が現れました。どうやらここが登山口のようです。
駐車場では、やっぴいさんが待っておられました。
挨拶をして、うだうだしているとwolfさんの車が上がってきました。助手席にはさとやんさんが乗っておられます。
今日は初めてお会いする方もおられるので、粗相のないようにしなければ。
※初対面の方:さとやんさん、やっぴいさん、ルネさん 
少々緊張気味に自己紹介をして出発です。

姉御の指示により車を停めました 撮れたかなぁ〜と心配顔の落王さん 撮れてなかったらしばかれるで よしよし、ちゃんと撮れてるな

■そして、本編の山編
庵座谷コースの登山口は、道路工事の横にありました。(あとでよく見るとバス停も横にありました)
何故か私が先頭になっています。今日のコースは、じっくりと下調べをしなかったので、少々不安・・・・
木々の間を抜けると、急な崖を下らなくてはなりません。
一瞬コースを間違ったかと思いましたが、ロープが垂らしてあり、ここで間違っていないようです。
そういえば一夜漬けで憶えたネットのレポにも書いてあったのを思い出しました!
崖をくだり小川を渡ると、キャンプ場です。
ここからは釈迦ケ岳の案内看板に従って、谷筋に入っていきます。
足元は落ち葉の絨毯が敷き詰められているので、登山道がはっきりとしません。
木々に付けられた赤いテープを探しながら、慎重に足を進めなければなりません。ん〜大丈夫かな?
迷い込みそうな箇所には、ロープを張って侵入できないようにしてありますが、単独では不安になるでしょうね。
沢を渡ったり、崖をよじ登ったりして徐々に高度を上げていきます。
だいぶ体が温まってきたので、服を一枚脱ぎましょう。
庵座の滝は登山道からでは、木々が邪魔になってよく見えません。
先行された登山者が、滝を間近で見るために登山道から降りて、河原を歩いています。
でも、この崖を下ってまた登り返す根性はありません(笑
念のため後ろを歩くルネさんに「降ります?」って聞いてみると、「やめときましょ」と首を振られたので、一安心(笑

登山口 (8:25) 朝イチでこれはビビリました キャンプ場の紅葉 (8:53)
梨美味しかったです きついなぁ〜 (9:20) 庵座の滝付近

登山道は庵座の滝を右から巻いていきます。
足元を見ると、イワカガミの葉っぱが沢山並んでいます。
色が黒い葉は日に焼けているのでしょうか?品種が違うのでしょうか?それとも霜焼け?
いつも歩く大峯や台高では杉桧が多いですが、この辺りは広葉樹が広がっていて、明るくて気分がいいです。
ただ紅葉の季節が過ぎているのが残念。
新緑の季節も良さそうですが、ヒルが住んでいるようなので要注意。
ガレ場を登り詰めると、2段の滝が現れました。
近くでマイナスイオンを浴びながら小休止。特に女性陣のお肌には絶大な効果があったことでしょう。
※間違っても、滝の水を浴びてビジョビジョ(美女美女)なんて言ってはいけません
滝の左の崖をよじ登ると、古ぼけたパイプを組み合わせた堰堤が壁のようにとうせんぼをしています。
どうやってこんな山奥で工事をしたのでしょうか。
堰堤の左をよじ登って、上の河原に出ますが、相変わらず、岩がゴロゴロして歩きにくいルートです。
登山道は沢から離れ、右へ登っていくようです。
※ルネさんが地図を出されて現在地を確認されていますが、今日は○眼鏡を忘れたとかで、腕を伸ばして地図を確認されていました。
崖にロープが1本垂れ下がっているので、ここがルートだというのが判りますが、ロープが無ければただの崖です。
尾根ははるか上に見えます。ほとんど垂直の登山道を手足をフルに使ってよじ登りましたよ。
上から一人降りてこられましたが、ここを下りのルートに使うと大変だと思います。
イワカガミの群生を見ながら、ぐんぐん高度を上げていきます。
左手に見えるのは、猫岳かな。
正面のピークが釈迦ケ岳かと思ったけれど、地図で確認するとピークは向こうに隠れているみたい。

岩がゴロゴロしています (9:45) どんどん登ります マイナスイオンでお肌ツルツル
滝の横の登りもきつかった (10:23) イワカガミ 猫岳

いったんザレた所に出て、周りの景色を堪能。
花崗岩の山肌は侵食が激しいようで、この風景も日々変わっていくかも知れませんね。
御在所方面はガスってきて、ぼやけています。他の山の名前はわかりません・・・・・
ここからまた、急登が始まり、口数も少なくなってきました。もうアスレチックは飽きました〜(T_T)
休憩の時にルネさんから貰ったブドウ糖を口にほおばり、「ファイト〜 一発!」と自分を奮い立たせて、ようやく松尾尾根頭に到着。
※ちなみに葡萄に多く含まれるので、ブドウ糖といわれています
ここではスパイダーマンが我々を歓迎してくれて、しばし撮影タイム。
疲れた時にやってきてくれるので、場が和みます。
できればこのまま山頂まで運んで欲しいんですが、無理でしょうか?
釈迦ケ岳までは、10分ほどで到着しましたが、山頂は狭くて展望もききません。
四日市方面もガスがかかっています。
午後からは天気が崩れるかもしれませんね。
食事は猫岳方面へ少し下った所で準備をすることにしました。

元気が出てきました〜 あそこに立ってみたいなぁ〜 笑顔素敵なお二人です (11:23)
山頂まであと少し 山頂への分岐 釈迦ケ岳(11:35)

コトさんのすき焼きからはじまって、wolfさんのお好み焼き、やっぴいさんの草餅、Floraさんの名張饅頭、そしてルネさんの果物
そのほかいろんなものを頂戴して、もう動けません・・・・・・。
食事をとっている間に雲が広がってきて、肌寒くなってきました。
風も強くなってきたようです。
思い腰を上げて、ぼちぼち出発しましょう。
体がすっかり冷えてしまって、下り坂で足を踏ん張ると太ももが攣ってきて、ちょっと焦りました。
皆さんが写真を撮っている間にそっと列の後ろへ下がり、だましだまし歩いて体を温めると、症状が治まりほっと一安心(*^^)v
このあたりの尾根ルートはシロヤシオの木が多いようです。春は素晴らしいんでしょう、きっと。
下った分を登り返し、猫岳に到着。
どの岩が猫かわからんけど、周りの景色は素晴らしいでしょう、天気が良ければきっと・・・・・・。

ガス発生中! お好み焼にはマヨネーズやでぇ〜 変な人には関わらんとこ ご馳走様でした〜
猫岳方面(13:04) 歩いてきた稜線を振り返ります あんなトコを登ったん!? 猫岳(13:18)

猫岳からはどんどん下っていきます。あまりにも下るので、途中で心配になって羽鳥峰までのルートを確認したけれど、大丈夫。OK牧場!
白滝谷への分岐を過ぎると、羽鳥(ハト)峰へはもう少し。
特徴のある白い山頂で記念撮影。でも、寒くてゆっくりすることもなく下山するのでした。
今度は天気のいいときに来たいなぁ。
ハト峰峠からは、ガレた道を下っていきます。
もう足腰はガタガタです(笑
コンクリートの堰堤を幾つか越え、国指定登録有形文化財の「なわだるみ堰堤」を過ぎると林道に出て、一安心。
夕暮れが迫るなか、15:40に駐車場へ戻ってきました。
まだまだおしゃべりしたいのを我慢して、落王さんにオナラを一発見舞って解散となりました。

(14:02) 羽鳥峰(14:16) 腰が引けてます(笑 よしよし
堰堤をいくつか越えていきます なわだるみ堰堤(15:09) はぁ〜、疲れた。痩せたかナァ 最後に一発しちゃいましたm(__)m


■再び、車中編
ハンドルを握りながら、今日のルートは歩き応えがあったなぁと、一人思い返していた。
フロントガラスには雨粒が落ちてけれど、間欠ワイパーはまだ要らない。
あいかわらず、後部座席は賑やかだ。
余ったお菓子が回ってきたので、落王さんにあ〜んしてもらう。
気を利かせて年齢に合わせたBGMを流すと、すかさず「これ美輪明宏の歌やなぁ〜」との声が上がった(笑
昭和41年にヒットした歌を、今は槇原がアルバムの中で歌っているのだ。
早速食いついていただいてありがとうございます。
昔話についていけない落王さん、あんたはまだまだ若い!
そうそう、31年前に鈴鹿を縦走された方もおられたけれど、その時は母親の背中で景色を見ていたので、今日のルートは全然記憶がなかったそうだ。
でも、今日の記憶は、ずっと残ることでしょう!?

日はとっぷりと暮れ、ヘッドライトが眩しい。
話題は、セシールの話から今走っている名阪国道沿いの山の話に変わった。
ほんと皆さん、山が好きなんですよね〜。
このあたりの山は登ったことがないので、大変参考になります。
とりあえず、鈴鹿セブンマウンテンズを制覇しなくては!

■あとがき
山歩きを始めて、まだ数年。
でも、wolfgangさんを通じて、沢山の方と山へご一緒できるようになりました。
本当に感謝申し上げます。
まだまだ登りたい山は沢山あります。
今後ともよろしくお願いします。

文中に失礼な表現があったかもしれませんが、ご容赦をm(__)m
写真をお借りしました。ありがとうございます。

みなさんのレポです
Wolfgangさん  落王さん  ルネさん  やっぴいさん 

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