明神平(奈良県東吉野村)

2007.1.7
同行者:まさこ、あい、ケルト、よこちん、piccolo(敬称略)

今年初めての山は、霧氷で有名な明神平に決定。
昨晩からの風は収まらず、天気予報でも荒れる様子。少々不安なまま大又林道終点を目指す。
途中、単独の方を乗せてあげたりして、少し雪の残る駐車場へは、8時に到着。
身支度を整えて、さぁ出発。
piccoloさんは、ニューモデルのソリを背中に張り切っています。
このあたりは、谷間のためか強い風も吹かず穏やかな天候。
上の山並みを見上げると、白く化粧しています。
これは期待できそうですね。
薄く白化粧した林道を登り詰めて、登山道へ。

駐車場(8:40) 登山道は薄っすらと雪化粧

何カ所かの渡渉も難なくこなし、明神滝で一本取りました。
昨年は、川の岩がことごとく凍り付いてしまって、びびっていたのがウソのよう。
登山道には徐々に雪が増えてきましたが、アイゼンを付けるほどの量でもありません。
水場を過ぎたあたりから、いよいよ風雪がきつくなってきました。
私たちより少し早く駐車場を出発された単独の方がもう降りてこられました。
明神平は、風が強くてゆっくりできない状態らしいです。
最後の急登では、横殴りの雪が顔に突き刺さって痛い痛い。
冷凍パックをしているようで、顔がジンジンしています。
この感覚は、昔スキーをしていた頃に八方尾根で味わって以来、久々です。
フードを深く被り直し、慎重に足を進めて、なんとかあしび荘に到着。
でも、吹雪であたりは真っ白。
当然前山には行くことはできないし、ソリ遊びなんかもってのほか。
凧揚げしたら、よう揚がるなぁっていうギャグも虚しく風に飛ばされていきました・・・・・
風の弱い所を探して今度は天理大学の山小屋へ向かいます。

まだこの辺りでは余裕がありましたが・・・ 明神平では凍り付いてしまいました(11:00) ちゃっぷい、ちゃっぷい、どんとぽっちぃ

食事場所を確保するためにpiccoloさんとブルーシートを張りかけましたが、強風にあおられて無駄な努力でした。
いったん外した手袋は凍りついてくるし、ペットボトルの中身もシャリシャリ状態。
温度計はマイナス7度を示していますが、体感温度はマイナス10度以下でしょう。
(風速1メートルで体感的には1度下がるといわれています。)
テルモスには温かい飲み物を入れてきたのですが、ザックから出すのももどかしく、早々に下山することに。
かろうじて見える東屋を目印に進みかけましたが、雪が眼鏡に凍り付いて、前が見えへん・・・・・。
登る時とはうってかわって、登山道には雪が積もってきています。
おかげさまで、お約束の尻餅を何回かやっちゃいました(>_<)
また、こんな吹雪の中、テン泊装備の猛者の方が数名登ってこられています。
軟弱者(セーラさん曰く)の私は、温かい温泉を思い浮かべながら下山していました。
滝を過ぎたあたりで、ようやく吹雪がましになってきました。
おなかがすいてきましたが、お昼ご飯はもう少し風が収まってからにしましょうか。
最後の徒渉を終えて、林道に出てほっとした我々の前には、新雪のゲレンデが広がっています。
せっかくソリを持ってきているので、ザックを放りだして我先にソリ遊びにチャレンジ。
短い距離ですが、コースをはずれると冷たい川にボチャンなので、スリル満点。
滑って、登って、滑って、登って。冷え切った体も温まってきました。
おなかがぺこぺこになったので、林道横の空き地で待望の昼食。
やっぱり寒い日の鍋焼きうどんが美味しいです。
そして、〆の善哉で生き返りました。
疲れた時の甘い物は何にも代え難いですね。
次回は、いい天気の日を選んで登りましょう。

林道は真っ白(12:08) もうへとへとです(*^_^*) 帰るでぇ〜



戻りまっか?

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