カラト峠〜袴ケ岳縦走 2005.5.5
同行者:piccoloさん

仏隆寺駐車場〜カラト峠〜カラト山〜三郎岳〜石割峠〜袴ケ岳

GW真っ只中。初夏を思わすいい天気。
まず石割峠へ車をデポして、もう一台の車で折り返し、仏隆寺駐車場からカラト峠へ向けて登りはじめる。
木漏れ日が室生古道に射し込み、いい雰囲気を醸し出す。
峠には役の行者像があり、隣の礼拝所で一息いれる。
室生村からの新しい林道が町村境界でちょうど止まっていている所から取り付く。
膝くらいの笹が生い茂る中へ足を踏み入れる。朝露もなく、快適に歩ける。倒木を避けて、踏み跡をトレース。
右から登ってきた踏み跡と合流し、左へ尾根伝いに進む。
右手は針葉樹だが、左手の広葉樹の新緑が眩しい。
ヘビにビビリながら急登を越えると、カラト山に到着。山頂手前では、かわいいイワカガミが出迎えてくれた。
山頂からの展望はもうひとつで、名張市内がかろうじて見える程度。
このあとも、倒木を避けて、またいで、くぐって進む。まるで、アスレチックです。
右手が開けた場所に出る。伊那佐山が正面に見え、しばし撮影タイム。
このあと踏み跡が乱れ、テープを見失うが、笹を掻きわけ斜面を下ると、ルートに合流。

仏隆寺(8:30) カラト峠(8:50〜8:55) 倒木が多い
イワカガミ カラト山(9:30〜9:40) 伊那佐山を眺める(10:00)

林道を横切り、尾根部分を進む。林間から三郎岳と高城岳が見え隠れしている。
小ピークで右手へ転進して一気に下る。斜面のイワカガミの群生をカメラにおさめる。
針葉樹の急登をジグザグに登り、三郎岳に到着。長めの休憩をとり、パノラマ風景を堪能。
三峰山高見山薊岳大台金剛葛城額井岳etcと名だたる山々が目の前に広がっている。
天気が明日から崩れるので、もやが掛かってきているのが残念だ。
高いところを飛ぶ飛行機が青いキャンバスに、白い雲を描いている。
先ほどから、高城岳の方向からにぎやかな声が聞こえている。
しばらくして、4人組の年配の男女のグループが登ってこられた。
山菜採りと、イワカガミの撮影が目的とのこと。正面に見える袴ケ岳にも群生していると伝え、お先に失礼する。

笹が生い茂ってます 林道を横断(10;09) ここを右へ(10:27)
三郎岳までもう少し 三郎岳(10:38〜11:08) 袴ケ岳を眺める

三郎岳からは鎖を頼りに一気に降りていく。
こちらの斜面にもイワカガミがあるが、時期は過ぎている様子。日の当たる場所によって、咲く時期が微妙に違うようだ。
石仏を過ぎ、血原への分岐にある小屋の軒下をお借りして、昼食。冷たいそうめんが疲れを癒してくれる。
石割峠にデポした車にザックを放り込み、空身で袴ケ岳へ向かう。
峠からの取り付きは、げぇ〜っていうくらいの倒木&笹。
でも、尾根伝いに歩くという今日の目標があるので、果敢にチャレンジする。
さぁpiccoloさん、お先にどうぞ(笑
テープとかろうじて判る踏み跡を慎重に辿っていく。
ぜぇぜぇ言いながらピークに出ると、尾根を右手へ。藪漕ぎをしながら小さなピークをいくつか越える。
イワカガミの群生はこちらのほうが素晴らしい。ついつい撮影時間が延びてしまう(笑
花もせっかく咲いたのだから、こうやって人に見られると幸せにちがいないよね。
林道を横切り、痩せた尾根を進み、一気に登ると袴ケ岳山頂に到着。

そうめん&稲荷寿司(11:30〜11:55) 石割峠 さあ登るでぇ〜(12:20)
ここにもイワカガミ 林道の崖を登る(12:50) 山頂までもう少し

石割峠からのルートを確認する。ん〜、よくあんな所を登ってきたもんだ。
そよ風を浴びながら、しばし景色を眺める。
しばらくすると聞き覚えのある声が。三郎岳でお会いした4人組の方々だ。
イワカガミを堪能されたようで、いいポイントを紹介していただいたと感謝されてしまった(^^ゞ
下山は、鞍部からのショートカットコースを選択。一気に林道まで降りて、伊勢街道に合流。
袴ケ岳へは、こちらのコースのほうが主流になってくると思った。

袴ケ岳(13:14〜13:40) ルートを確認する 新緑が眩しい
林道からの登り口(13:50) 伊勢街道分岐(14:00) 伊勢街道のお花畑

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