明神平〜伊勢辻山
2007.3.10
単独

今日は、下界ではマイナス3度と冷え込んだんやけど、明神平では残念ながら霧氷は見られへんかった。
とりあえず東屋で地図を広げて、今日のスケジュールを考える。
ここ明神平からは、いくつかのルートがあって、まだ歩いたことのない伊勢辻山方面に決定。

あしび山荘の裏の急坂を登る。
霜柱も残っているけど、ぬかるんで足が滑りそうだ。

雪の残ったヤセ尾根を足元に気をつけながら進むと、ほどなく水無山に到着。
水無山の北側には、5cmくらいの雪が残っている。
足跡がひとつ。北へまっすぐに進んでいた。
昨日のものか?
よく見ると、霧氷のカケラも一杯落ちているようだ。
ふかふかの斜面を調子よく降りる。帰りのコトはなるべく考えないようにしよう(笑
目の前には、国見山が見え隠れしている。
このペースだと、伊勢辻山までは余裕かな?

絶壁のウシローから、前山から薊岳へと続く稜線を堪能する。
1月には、薊岳からこちらを眺めていた。あの時もええ天気やったナァ。

下った分を登り返して、国見山山頂へ。
お腹が減ったので、コンビニで買ったお握りを2個食べた。
充電完了!

天気はいい。
気温も高く、もう春やね。
あしび山荘裏から、薊岳を眺める。
ヤセ尾根を進む。
日陰には雪が残っていた。
水無山(1414m)
霧氷は、日が昇って落ちてしまった
ようだ。桧塚が見える。
 新芽の出ていない木々の向こうに
 は、国見山
ウシローからは、薊岳へと続く稜線
が。いいっすね、ココ。
国見山(1418.7m)

国見山からも、雪の斜面をド〜〜ッと下る。やっぱり、帰りのコトは考えやんとこ・・・・・。
葉っぱが落ちた広葉樹の隙間からは、周りの景色が良く見える。
この季節は、景色を堪能できるので、ええなぁ〜。
当然やけど、夏に来られた方のレポの写真とは全然ちゃいます。
冬も、ほんまエエとこですわ。
左手に植林された桧が見えると、原っぱが現れた。ここが馬駈ケ場のようだ。桧塚が綺麗に見える。
ゆるやかに高度を上げて、馬駈ケ辻へ。
ここからは、最近話題になっている木梶山へのルートが分かれている。
なかなか楽しそうなルートのようだ。要チェック。

こんもりとした馬酔木がポコポコと原っぱから出ている。
小さな池が右手に見える。
おお、この池もレポでよく見るぞ。ということで、セルフタイマーで記念写真。
凍っているけれど、薄くて乗ったら割れそう。
目の前には、いよいよ伊勢辻山が間近に見えてきた。
馬酔木のポコポコも良く見える。
松の木もあって、日本庭園のようだ。
息を切らして、赤ゾレ山のピークを踏んだ。
せっかく来たんやから、もったいないしね。
しんどかった分、景色は素晴らしかった。
伊勢辻山への鞍部からは、右手に高見山が見える。
あそこまで、続いているんやなぁ〜。いつかは縦走やね。
その時、ふと、熱い視線を感じた。
誰やねんと目を凝らしてみると、立派な角の雄鹿クン。
男に、用はないぜ・・・・・。

馬酔木のトンネルを抜けて、伊勢辻山へ到着。
単独の方が風景を堪能中で、ちょっと驚かせてしまった(^^ゞ
聞くと、杉谷から登って来たとのこと。あとで地図を見たけれど、なかなか面白そうなルートのようだ。

ふかふか♪ 馬駈ケ場から見る桧塚 赤ゾレ池 赤ゾレ山からの薊岳
赤ゾレ山からの伊勢辻山 高見山 熱い視線が・・・・ 伊勢辻山(1290m)

結局山頂では、30分近く景色を堪能していた。
お昼ごはんには少し早い。どこで食べようか?
そうや、ウシローの景色を見ながら食べることにしよう!
決まれば、即実行(笑

赤ゾレ山の麓で、人の声が近付いてきた。
偶然にも、コトさんご夫婦とこんな所であうとはねぇ。びっくりしました。
国見山手前で、正午。
ちょっとシャリバテかな。おやつで、お腹を誤魔化す。
雪が溶け始めて、ぬかるんで歩き辛くなっている。
こんなとこでコケたら、ドロドロになってえらいことですわ。
ウシローへは、うまい具合に腹ペコ状態で到着。
気温はぐっと上がり、温度計は10度近い。
カップヌードルだけの昼食に30分ほど時間をかけた。
十分景色も堪能したし、重い腰を上げる。
水無山への急坂の途中では、滑って足が上がらず、流石に肩で息をしてしまう。
休憩がてら、名残惜しいので、振り返って今日のルートを眺める。

赤ゾレ山から前山までの稜線 コトさんご夫婦とばったり! 気持ちいいルートです 燃料補給には、「ぶっちょ」
あかん、もう一個食べよ・・・・ パノラマの風景が、おかず もうドロドロ・・・・ 明神平を降りる前に、伊勢辻山を

明神平へ戻る頃には、薄曇になっていた。
今まで、このルートを歩かなかったことをちょっと後悔しながら、明神平をあとにしたのでした。

水場でも、鹿さんから熱い視線を受けた。
オレの体のフェロモンに反応してるんかなぁ?

アルバムはこちら
今年の明神平のレポはこちら

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