台高北部縦走(高見峠〜明神平)

2007.4.30
同行者:コト(^A^)&コト(^_^;Yさん  Luneさん  風花さん  豆花さん  Floraさん  Wolfgangさん
     スロートレックさんご夫婦 ゴウチン ヨコチン おかん

以前から歩きたいと思っていた、台高北部の縦走。
ネットを通じて知り合った山友さん達と縦走の話をしていたら、トントン拍子に話は進み、なぜか私が幹事役。
参加される方は、久々にお会いする方や、初めての方、総計13名。
当日がほんまに楽しみで楽しみで、指折り数えていたのでした。

心配された天候も、皆さんのパワーに雨雲が恐れをなしたためか、晴天!
まず、大又林道終点へ車を走らせます。
予定通り6時30分に到着すると、早くもLuneさん達は到着されています。
ここには、おやじ車とスロトレ車をデポするので、荷物をLune車に積み込むと、なぜかキーが私に。
上目遣いで「道が狭いので運転お願いできますぅ?」って頼まれれば、男として断る訳にはいきませんな。
新車&クラシック音楽(?)が流れる車内に少々緊張気味の私。
なんせ私の車は平成10年式で、さっきまで聞いていた音楽は「木綿のハンカチーフ」やったし・・・・・。
せやせや、こういう時は、楽しい会話でリラックスしやなあかんな。
こんな狭い道で前から車が来たら、かなんよなぁ。と話を切り出す。
すれ違いでけへんかったら、どちらかがずっとバックしやなあかんし。
それでな相手がたまらずバックしたくなる裏技があるねん。
一同「え〜っ!?(興味深深)」
相手の車がバックせえへんかったらな、こちらの運転は下手やと思わせたらええねん。
どうするかというたらやなぁ、まず、どないしょ!?と慌てた演技をして、意味もなくワイパーを動かしたりするんや。
そしたら、向こうの運転手は、運転が下手そうやからと仕方なくバックする訳や。
一同「ほんまかいな」
「ほんまやって〜」
あかん、嫁さん(おかん)の冷たい視線が怖い。今日はおとなしくするつもりやったのに・・・・・・。
でも、裏技の効果はバッチシありましたよね?

高見峠へは、旧道の狭い道を通って約50分の道のり。
駐車場では、ほかの参加者の方々が首を長くしてお待ちかねでした。遅れてすみません。
簡単な自己紹介の後、駐車場奥の登山口から出発。
登山道は、檜の木立の中を緩やかな登りで続いています。
先達は私が仰せつかりましたが、これだけの人数を案内するのは、やっぱり緊張しますね。
朝のすがすがしい空気を体で感じて、おしゃべりを楽しみながらゆっくりとしたペースが丁度いいかな。
雲ガ瀬山は、木立の間から太陽が差し込んで、明るい山頂。
まだ新芽もそんなに出ていませんが、新緑の葉が出揃う頃もいいでしょうね。
のんびり休憩していたら、ザックが4、5m下へ転がり落ちるという大失態を演じてしまい、冷や汗ものでした。
この出来事でちょっと舞い上がってしまい、このあとコースミスをしてしまうのですが、トラブルに慣れておられるスロトレさんのおかげで、
元のルートに戻ることができました。
しばらく下ると視界が開け、右手にはドーンと高見山が見えています。まだちょっとしか歩いていませんね・・・・。
つたない知識で、榛原の山並みから音羽三山、金剛・葛城山を説明させていただく。
眼下には杉谷の集落。スロトレさんが、迷って下山された林道も見えているようです。
スロトレさんとは今回初めて一緒に歩きますが、いつも過激な山歩きをされるので、その栄誉を称えて近々動詞「スロトれる」が広辞苑に掲載されるらしいです。
※スロトれる・・・動詞・下一段活用・意味(道なき道をよじ登り、這いずり回り、ずり落ちながら山を心行くまで楽しむこと)

ブログを見させていただくと、ご夫婦の冒険の数々が詳細にレポされていて、手に汗を握りながら一気に読み終えることでしょう。

高見峠(大峠)から出発 会話を楽しみながら・・・・ 雲ガ瀬山 ザック回収中(笑)

雲ガ瀬山からは高度を下げていき、南タワからは三重県側の山並みが見えています。
休憩の度に誰からともなくお菓子や飴が配給されてきました。感謝(*^_^*)
ひとつピークを越えたあとのハッピノタワからは、先日登った木梶山を眺められました。
山肌にはまだ山桜が咲いているようです。
杉の木立の中のハンシ山を過ぎると、広葉樹が広がる心地よい風景に変わります。
地蔵谷川の上流で、最近この山域にハマっているLuneさんやソロトレさんから情報を教えてもらいました。
ほんまええとこですわ。皆さんが何回も行かはるのがようわかりました。
落ち葉がふかふかして気持ちいいですね〜♪
地蔵谷頭から徐々に高度を上げて伊勢辻に到着。
気温がぐっと上がり、日陰が心地よいです。
ここで、Luneさんからいただいた冷凍パイナップルがめちゃウマで、タッパーを独り占めしたいくらいでした。
年相応に山歩きの経験が長いので、こういったツボは心得ておられます。
Luneさんとは、昨年のwolfgangさん企画の釈迦ケ岳(鈴鹿)で初めてご一緒しました。
若い頃から(今でも十分にお若いです)、山を歩いておられる大ベテランです。
初めてお会いしたときから他人とは思えなかったのですが、今では私の母親代わりになっていただいています。
LuneさんとFloraさんとは4年前に木ノ実ヤ塚で偶然会ってからの山友とか。
お二人を見ていると、親子姉妹のように仲がいいんですよね。
Floraさんは、物静かな方だと思っていたのですが・・・・・・。
山を歩く姿は力強いです。

さぁ、ひと登りで、伊勢辻山に到着しました。
ここからのパノラマの風景はすばらしいものがありますね。
大普賢岳の左手奥の山は釈迦ケ岳だと思っていましたが、仏生岳から孔雀岳の稜線とのこと。
しばし、山並みを楽しみましょう。
※実はここからの風景写真を一枚も撮っていないことに気がつきました・・・・・・
お腹が空いてきましたが、お昼ご飯は次のピークの赤ゾレ山にしましょうか。
今日は久々に嫁さん(おかん)との山。
いつもの夫婦の会話を山でもしていると、周りにはなぜかしらウケています。
ボケと突っ込みがうまい具合にかみ合ってるんかなぁ??
コトはん曰く。
おやじさんとLuneさんとの会話が面白いって思っていたけれど、やっぱりほんまもんの夫婦の会話のほうが面白いね。
ホメ言葉として聞いておきましょう(笑
コトどん&コトはんご夫婦は、二人で山へ登られています。
二人仲良く歩く姿を見ていると、理想の夫婦像のようです。うらやましいですわ。

下ったら 次は登りです ハンシ山 老後の相談中?
地蔵谷頭付近 (仮称)美女軍団 本家イケメン隊? 赤ゾレ山〜国見山

縦走路から急登を登り、赤ゾレ山へ。
食事は各自で準備しましたが、お菓子や果物やケーキが次から次へと回ってきます。
おやつは300円以内ってメールしたのに・・・・・・(-_-;)
ほんま、皆さん重い荷物をポッカしていただいてありがとうございます。
スロトレさんからのチーズケーキは絶品でした。2個ずつ貰ったので1個は娘へのお土産にしました(笑
また、wolfgangさんからは、グラム○千円という超高価なお茶を食後にいただきました。
値段に驚いて味は忘れてしまいましたが(笑
wolfgangさんとは、2年前の三津河落山の公開登山に参加させていただいてからのお付き合いです。
その時に、風花さん、豆花さん、コトさん、Floraさんも参加されていたのでした。
年に何回か公開登山を募集されていて、wolfgangさんを通じて沢山の山友ができました。ありがとうございます。
そうそう、豆花さんがおっしゃっていました。
初めて会った時は、もっと真面目で物静かな人やったのに〜。
一応、今も真面目なつもりなんですが(笑
でも確かにあの時は、ガスは出していませんでしたね(~o~)
風花さんは、老師と呼ばれるだけあって、威風堂々とされています。
今日が晴天に恵まれたのも、遠く東国の地からパワーを送っていただいたおかげなんです。
道中では蝶や鹿を呼び寄せておられました。そして、この台高で尊師の称号を得られたようです。


さて、たらふく食べて、さぁ出発という時に、嫁さんからひとこと。
「あんた、食べ過ぎて、えらいお腹出たんと違う!?」
「そういうお前も出とるがな」
(きゅっとお腹を引っ込めて)「いや、そんなコトはあらへん。今日はようけ歩いたから、まだ痩せたくらいやわ」
「・・・・・・・・・」
※以上、スロトレ日記風※

スロトレさんからのチーズケーキ
娘もチーズケーキを作ってくれました 結構なお点前でした お昼寝中

明神平へと続く稜線を眺めながら南斜面を下り、赤ゾレ池へ。
もう少し綺麗やったら行水に丁度良さそうですな。
ここからは、あと2つのピークを越えればいいと思うとちょっと気が楽になってきました。
このあたりは特に広葉樹が多いので、みんなにゆっくりと景色を楽しんでいただきたいなぁ。
夏になるとどんな道になるんでしょう?秋になると紅葉はどうなんでしょう?
歩きながらもう次に来ることを考えていたのでした。
そういえば緑色の葉っぱなのにどうして青葉っていうんでしょうね。
緑色のリンゴも青リンゴって言います。
英語の達人のヨコチンに聞いてみると、英語ではグリーンアップルっていうとのこと。
なんでやろね〜??
ゴウチンは私の同僚で、お互いによく似た時期に山登りをはじめました。
仕事の休みがあった時は一緒に登りますが、雨男の疑いがあるので安心できません(^^ゞ
ヨコチンとゴウチンは名前は良く似ていますが、赤の他人です。
それとヨコチンは、♀ですので、お間違えのないように。

馬駆ケ辻からは檜塚が見えています。
国見山への登りでは、コバイケイソウが所狭しと芽を出していて、足を置く場所に困るほどでした。
ウシログラからの風景を楽しんだあとは、ぜいぜい言いながら水無山のピークを目指します。
高見山を振り返り、あんな遠くからよく歩いてきたなぁと皆さん感慨深げ。
一人やったら、こんなに楽しくは歩けへんやったやろな。
ほんま皆さんに感謝です。

水無山からの激下りをクリアすると、ようやく明神平。
東屋でしばしティータイム。
コトはんからのザックからは、なんと杏仁豆腐が出てきました。
早速いただくと、疲れた体にすぅ〜っと吸収されていきました。
「最後まで重たい荷物を持っていただいて、堪忍(杏仁)な〜」と言いかけて、ぐっと言葉を飲み込みました。
さぁ、ここまで来たらあともう少しです。
ゆっくりと足を休めてから降りましょう!

赤ゾレ池 周りの風景が気になりますね 国見山への登り 老師から尊師になられた瞬間
水無山へ 明神平に到着 東屋で休憩 お疲れ様でした

コースタイム
高見峠(大峠)7:50〜8:35雲ケ瀬山8:45〜11:08伊勢辻山11:22〜11:40赤ゾレ山12:45〜13:38国見山13:50〜14:40明神平15:20〜16:30大又林道終点

すばらしい天気とすばらしい山友に感謝


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