川上村上谷から大普賢岳(1779.9m)
2005.11.5
天候:晴れ
同行者:goudaさん

神社前の空き地の隅に車を停めて、薄暗い中を歩き出す。
左手に白く薄っすらと並んで見えるのは墓石。
見なかったことにして、栗の木の横から杉の木立へ突入。
piccoloさんお勧めのこのコースは、いきなりの急登が待ち構えている。
眠っていた体が起き出し、10分後には汗が噴き出す。当然、Tシャツ一枚で十分だ。
上谷分岐からはなだらかな登りになり、足取りも軽くなる。
左手からの朝日を頼りに、薄暗い杉の木立の中を延々と歩く。
尾根道から巻き道になるが、道標がはっきりしていて、道に迷うこともない。
時折覗く紅葉の景色を楽しむが、はるか向こうの尾根まではまだまだ高度差がある。

上谷(6:15) 上谷分岐(6:45) なだらかな登山道
天竺平(7:10) 山並みが見えます 広葉樹のトンネル

まだまだ先は長いなあ。
ヒマなので、男二人だがお喋りに花を咲かせる。
事前に地図を見て、ある程度予想はしていたが、こんなに長いと思わなかった。
広葉樹の黄色いトンネルをくぐり、崩れた橋を迂回して、徐々に高度を稼ぐ。
枯沢をよじ登ると、テン場適地が広がっている。
しばらくテープを頼りに進むと、前方が明るくなってきた。
岩場を登りきると目の前には、大普賢岳がで〜んと待ち構えていた。
伯母谷覗の遥か下の谷では、紅葉が美しいようだ。
高所恐怖症の私には、下まで覗く勇気がない・・・・・・・
同行者のgouda氏は、平気で絶壁のヘリに跨ってポーズをとっている。

かなり高度を稼いできた 枯沢(8:40) 紅葉は終わりかな
この光の向こうに で〜ん(9:00〜9:20) 良い子はマネをしないように

20分ほど休憩して、大普賢岳を目指す。
女人結界までは、終わりかけの紅葉を楽しむ。
ここまでは、登山者が少ないせいか登山道もあまり荒れていないので、歩きやすい。
女人結界からは奥駈道となり、下り坂が続く。
その後、右手に稲村ケ岳を見ながら石楠花の急登をクリアして、なんとか明王ケ岳に到着。
目の前にようやく大普賢岳の山頂が見えた。
人も何人か目視でき、話し声も風に乗って聞こえてくる。
和佐又からの合流点を過ぎ、ヘトヘトになりながら山頂に到着。
目に飛び込んできた絶景に思わず感嘆の声を上げていた。

暑いです 女人結界門(9:35) 大普賢岳(10:40〜11:00)
稲村ケ岳 伯母谷覗 下の方は紅葉真っ盛り

和佐又からの登山客で、狭い山頂は瞬く間に人で一杯になった。
南から続く釈迦ケ岳、八経ケ岳、弥山、稲村ケ岳、大峯山までのパノラマに息を呑む。
北に目を移すと、先ほどの伯母谷覗きが白く輝いている。
薊岳から桧塚への稜線の向こうに見えるのは、高見山だろうか。
東には、大台ケ原。ここから見るとまさしく台地状だということが良く判る。
十分に景色を堪能したあとは、脇ノ宿跡まで戻って昼食とする。
エネルギーを充填して、一気に伯母谷覗きへ。
残念なことに、逆光のため朝のような景色が楽しめないのが残念。
居合わせた方と談笑しながら、ゆっくりとした時間を過ごす。
また驚いたことに、ここからは携帯(au&ドコモ)が繋がり、無事メールを各方面に発信。
さあ、ぼちぼち降りましょうか。

脇ノ宿跡(11:45〜12:10) 落ちても知らんで〜(12:40〜13:10) もう少しで登山口(15:00)

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